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院長ブログ

抜歯・歯科小手術後の注意事項について

当院では、親知らずをはじめとする歯科小手術を行っていますが、術後の痛みや腫れなどを心配される患者さんが

多いと思います。

こちらでは術後に起こる可能性のある事・対応についてお話ししたいと思います。

 

【歯科手術 術後に起こる可能性があること】

1.痛み:術後麻酔が切れた後に、2.3日痛みが出ます   

2.腫れ:頬部の腫れが出ることがあります。口が開きづらくなったり食事しにくいことがあります。

飲み込む時の痛み(嚥下痛)が出ることがあり、稀に発熱することもあります。

1.2.は術後鎮痛剤・抗生物質でコントロールしていきます。

3. 出血:手術した日は、にじむような出血があります。

縫合処置や圧迫止血など状況に応じて術中行います。

4. 内出血:頬に紫色や黄色いあざが頬に出ることが稀にありますが、

  2週間前後で徐々に消えてきます。

5. 下唇の知覚麻痺:下顎の神経(下歯槽神経)が親知らずと近接している場合、抜歯手術後に下唇やその下のオトガイ部に麻酔が効いたようなしびれ感が残る可能性があります。

しびれの多くは、ほとんどの場合、神経を作用する薬を飲むことで1ヶ月~3ヶ月で回復してきますが、稀に数年間ごく軽いしびれ感が残ることがあります。また非常に稀ですが、麻酔注射の針先が舌の神経を刺激し、舌にしびれが出ることがあります

6. 治癒不全:術後のうがいや刺激で血のかさぶたが取れ、骨が露出・細菌感染すると、痛み・腫れが続き、治癒不全になることがあります。(ドライソケットなど)

消毒・洗浄処置、ドライソケット処置、抗生剤の追加処置を行います。

 


 

手術の内容や、患者さんの各々の状態により変わってきます。

当院で抜歯・歯科小手術を行う際は、事前に精密に検査を行うと同時に、術後リスクとその対応についても

必ず説明を行い、患者さんの了承同意を得て治療を行っています。

 

 

また、難度の高い親知らずや、複数の持病がある方の手術のなどについては、専門性が高い病院と

連携・紹介することで、患者さんに安心して治療を受けて頂けるよう対応しております。

 


手術治療に対して、不安・心配のある方が多いかと思われます。

当院では、精密な検査と、丁寧なカウンセリングにしっかりと時間をかけて行い

安心して治療を受けて頂けるよう心掛けています。

ご不明な点・ご心配されている事などあれば、当院へお気軽にご相談下さい。

 

赤田歯科医院 抜歯・歯科小手術後の注意事項

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